top of page

ボーリング刑事 第5話(全10話) あらすじ

「第5投目 偽りのスプリット」

なんと、恋人で同僚のチャーミング刑事を人質に捕られたボーリング刑事は、カーリング刑事との刑事生命を賭けたボーリング対決に負けるよう誘拐犯に指示されていた。
ボーリング刑事の指示により、サーチング刑事がチャーミング刑事の居場所を突き止め、無事救出するが、サーチング刑事はチャーミング刑事からボーリング刑事の恩師であるティーチング刑事がチャーミング刑事の誘拐犯であり、ボーリング刑事を転職に追い込むローリング計画を画策している事を聞かされる。
この事実をボーリング刑事に伝えることを、サーチング刑事は部下のメーリング刑事に託し、自身はティーチング刑事のもとへ相棒のツーリング刑事とバイクで向かうことに。
果たして、ボーリング刑事達は、ティーチング刑事の野望を阻止出来るのか。
今、ボーリング刑事の手から、物語を大きく動かす運命の5投目が投げられる。

第5話「ラウンドワンを封鎖せよ!」

 

ボーリング刑事こと三ツ穴玉男の愛娘、三ツ穴重美が誘拐された!焦る玉男のもとに犯人からの電話が。
「娘を返してほしければ、投玉町内すべてのボウリング施設を貸し切りにせい!」
そう、犯人は投玉町老人会のドン、十本田折太だったのだ。
今季で老人会の会長をしりぞく十本田は、週末の投玉町ふれあいボーリング大会で有終の美をかざりたい一心で、犯罪に手を染めてしまったのだ。
憤るラウンドワン幹部を、玉男はいつも通り腕力でねじふせ、そして叫んだ。「ラウンドワンを封鎖せよ!!」
ジュラルミンで包囲されたラウンドワンに飛び交う怒号とマイボール。
パトカーに乗りこむ十本田は、目尻のシワを光らせ玉男につめよる。
「投玉町から日本一のプロボウラーを育てるのがワシの夢だった。玉男、お前はなんでおまわりなんかになっちまったんだよー!!」
その叫びを背中に聞きながら、玉男は三ツ穴家に生まれたものの宿命と厚い胸板をシートベルトでしっかりとしばりつけた。
そしてそっと、ラッキーストライクに火をつけた。

第5話「ロータリーパーカッションボーリングマシン」

彼の名前は堀進。どんなに口の硬い犯人も彼の手にかかればどこまででも根掘り葉掘りで必ず真実に辿り着いてきた。
しかし今回は勝手が違う。開発が進む温泉郷の中で起きた殺人事件! 敵は警視庁と官僚、経団連が絡み合うズブズブの癒着そのものだった! 人の命をなんとも思わないクズ達に怒りを隠せない堀だが、ゆるゆるの地盤では自慢のドリル聞き込みも掘削操作も遅々として進まない。相棒のローリング刑事の回転レシーブにヒントを見い出したボーリング刑事は湯けむり迷宮の奥底から真実の泉を湧き出させることができるのか?!

bottom of page