黒川と6人の俳優による、二人芝居6本勝負!
Guest
延命聡子 (中野劇団)
坂口修一
福田 恵 (劇団レトルト内閣)
森本研典 (劇団●太陽族)
大熊ねこ (遊劇体)
二口大学
上演作品(順不同)
「転校生」(再創作|初演「黒川の笑 その17」2020年3月)
出演 黒川猛✖延命聡子
大林宣彦監督の名作「転校生」がモチーフの作品。最近では新海誠監督のアニメ映画「君の名は」でも話題になった、心と体が入れ替わった男女の話だが、前述の映画の爽やかさを微塵も感じさせない、謎が謎を呼び、ただただ混乱を極めるエセSFコメディ。
Profile|延命聡子(中野劇団 >>>Link)
劇団ケッペキと京都大学落語研究会を卒業後、2016年から中野劇団に加入。左京区を中心に活動。2021年以降は、現代演劇レトロスペクティヴ『丈夫な教室』(伊丹市)、NHK京都『ストレス・リレー』(中京区)、伊藤えん魔プロデュース(大阪市天王寺区)、片岡自動車工業(大阪市北区)、劇団なかゆび(中京区)等に出演。THE GO AND MO'Sには、2020年『黒川の笑 その17』(伏見区)『妄想コント』に参加。左投げ左打ち。
「黒川の笑 その17」2020年3月
伏見いきいき市民活動センター会議室305
「発見器」(再創作|初演「黒川の笑 その22」2021年10月)
出演 黒川猛✖坂口修一
取調室に連れてこられた男と刑事。なんでも最新の機器を使った調査が開始されるらしく・・・。一体何の調査で、何の捜査なのか。男と刑事の丁々発止のやり取りが繰り広げられる、ドタバタコメディ。
Profile|坂口修一
1975 年大阪生まれ。1997年5月旗揚げから解散まで劇団「T∀NT RYTHM」の全公演に参加。愛嬌のある風貌と安定した演技で多くの舞台に招かれている関西屈指の実力派俳優。一人芝居、客演に加えて、二人芝居のユニットを組み大阪だけでなく全国各地で公演を行っている。昨年は舞台『刀剣乱舞 无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-』や、泊まれる演劇『藍色飯店』など新しいジャンルの公演にも出演、活動の場を広げている。2022年より舞夢プロダクションに所属。
「黒川の笑 その22」2021年10月
伏見いきいき市民活動センター会議室305
「奥さまは魔女です!」(再演|初演「黒川の笑 その23」2022年6月)
出演 黒川猛✖福田恵
アメリカの名作ドラマ「奥さまは魔女」がモチーフ。魔女である奥さまは、結婚後もついつい魔法でいろいろ解決してしまう。ある日、ついに魔法がバレた、と思いきや・・・。突っ込みまくる旦那さまを何食わぬ顔で交わしまくる奥さま、果たしてその結末は?
Profile|福田恵(劇団レトルト内閣 >>>Link)
大阪府出身。京都大学在学中から現在に至るまで、俳優として多くの舞台に立つ。関西演劇祭2021女優賞受賞。また、2008年突然お笑いを志し、漫才コンビ「安定志向」を結成。漫才・コントの脚本も手掛け、M-1グランプリでは三回戦の常連としてひっそりと活躍。知る人しか知らないが、実は多数メディアにも取り上げられたりしている。ピン芸人としてR-1グランプリ2022準々決勝進出。特技は書道、イラスト。
「黒川の笑 その23」2022年6月
伏見いきいき市民活動センター会議室305
「喜劇王 犬養チョップ」(再演|初演 第8回公演「白石の瓶」2013年5月)
出演 黒川猛✖森本研典
昭和を沸騰させた喜劇王・榎本健一、エノケンとは真逆の路線を突っ走ったライバルが存在した。その名を、犬養チョップ。活動弁士が活躍するサイレント映画の時代から戦後に至るまで、徹底的に自分流を貫いた犬養チョップの人生を、活動弁士の語りと犬養チョップを演じる森本さんと映像で描くコメディ。
Profile|森本研典(劇団●太陽族 >>>Link)
1967年京都市生まれ。1986年大阪芸術大学舞台芸術学科入学、1991年に「199Q太陽族」(現:劇団●太陽族)入団。 以降、劇団すべての公演に出演。代表作に『ここからは遠い国』『それからの遠い国』義正役など。 1999年第1回関西現代演劇俳優賞男優賞受賞、2001年飛田演劇賞最優秀男優賞受賞。 劇団外の客演も多数。
第23回公演「松村の右」2016年10月
スペース・イサン|撮影:仲川あい
「ファンタスティック歌劇団」(新作)
出演 黒川猛✖大熊ねこ
ファンタスティック歌劇団の主役に抜擢された若手女優に、演出家の指示が飛ぶ。一つのシーンを様々なアプローチで試して、試して、試行錯誤を繰り返すのだが、果たしてそのアプローチは試す必要があるのか・・・? 最近話題の創作現場で起こるハラスメントを問う、ような話にだけは絶対にならない、多分。
Profile|大熊ねこ(遊劇体 >>>Link)
俳優。兵庫県出身。大学在学中の1998年、京都・大阪を拠点に活動する劇団「遊劇体」に入団。2002年までは野外劇を中心に、以降は小劇場空間での新作発表と泉鏡花などの古典戯曲の上演企画に挑み、2022年現在まで全ての本公演に出演している。また、劇団外への客演も多く、近年はコントや朗読、インプロ(即興演劇)のライブ出演も積極的に行っている。第9回関西現代演劇俳優賞女優賞受賞。武庫川女子大学・短期大学日文学科非常勤講師。
「魔法少女チヅコ」
(再創作|初演 ベトナムからの笑い声 第17回公演「643ダブルプレー」2004年11月)
出演 黒川猛✖二口大学
父と母、姉と弟のありふれた4人家族の父と息子。ある日、父が息子の部屋を訪ねてやってくる・・・。個室化が進み、家族一人一人が携帯を持つ時代の親子のコミュニケーション、子を想う父親にとって、魔法とは??? THE GO AND MO’Sの前身である劇団「ベトナムからの笑い声」時代の作品を18年ぶりに再創作。
Profile|二口大学
舞台俳優。演出家・山口浩章、俳優・広田ゆうみと共に<劇団このしたやみ>を創設し、京都を拠点に国内はもとより韓国、ロシア、ポーランド等での上演を重ねる。最新作は『猫を探す』(永山智行・作)。その他『ともだちが来た』(鈴江俊郎・作)、『聞こえる、あなた?-fuga3』(太田省吾・作)等の舞台に多数出演。舞台の他にもNHK朝の連続ドラマ『マッサン』、劇場公開映画『ワンダーウォール』(渡辺あや・作)等に出演。第10回関西現代演劇俳優賞受賞。京都役者落語会メンバー。龍谷大学国際学部非常勤講師。
ベトナムからの笑い声 第17回公演
「643ダブルプレー」2004年11月
スペース・イサン|撮影:仲川あい
公演情報
公演クレジット
THE GO AND MO'S 第34回公演「中村の嘘」
日時>>>
2022年10月21日(金)~23日(日)、4ステージ
21日(金) 19:30
22日(土) 14:00/18:00
23日(日) 14:00
受付・開場は開演の30分前
上演時間約110分(予定、当初90分より変更になっています)
会場>>>
京都市南区東九条南河原町9-1 075-661-2515(10:00~18:00 火曜休館)
料金>>>
予約2,500円(日時指定) 当日3,000円
全席自由、定員(60名)に達したステージについては当日券を販売しません
チケット予約時にいただいた情報を緊急時の連絡に使用いたします(購入時から連絡先を変更される方は受付にお伝え下さい)
★ SNS割! twitter/Instagram/TikTokで本公演のことを告知してくださった方は、そのフォロワー数×1円分、入場料金を割引します! 詳細 >>>Link
新型コロナウイルス感染拡大防止対策についてはこちら >>>Link
脚本・演出・出演 黒川猛
出演 延命聡子(中野劇団)
大熊ねこ(遊劇体)
坂口修一
福田恵(劇団レトルト内閣)
二口大学
森本研典(劇団●太陽族)
(50音順)
構成 黒川猛、中川剛
音楽 Nov.16
制作 丸井重樹
舞台監督 北方こだち、長峯巧弥
照明 高木里桜
音響・映像操作 林実菜
衣装製作協力 鍵山千尋
当日運営アシスタント 永澤萌絵
記録写真 仲川あい
協力 (有)ライターズ・カンパニー、舞夢プロ
提携 THEATRE E9 KYOTO
(一般社団法人アーツシード京都)
京都府文化力チャレンジ補助事業
KYOTO EXPERIMENT 2022 フリンジ「More Experiments」
京都芸術センター制作支援事業
主催・企画製作 THE GO AND MO’S
SNS割!
twitter/Instagram/TikTokで本公演のことを告知してくださった方は、そのフォロワー数×1円分、当日受付にて入場料金を割引します!
▼割引対象について
・twitter、Instagram、TikTokのいずれか(一つでOK)による、「THE GO AND MO'S 第34回公演「中村の嘘」」に関する投稿に限ります
・ハッシュタグは「#gomo34_sns」とします
・10/20 23:59までの投稿を対象とします
・何回投稿されても割引額は変わりません(最も多いフォロワー数の投稿を対象とします)
・お一人が受けられる割引は公演期間中1回のみとします
・来場当日に受付スタッフに投稿を「証明」できる(スクリーンショットや投稿記事を確認できるなど)ことが条件です
・別投稿への「いいね」のみや、twitterの「リツイート」のみは対象外とします
(twitterの「引用リツイート」はOK)
▼ 割引額について
フォロワー数×1円を割引します。
ただしフォロワー数の10の位を四捨五入して計算します。
(351人→400円、749人→700円など、100人未満は一律100円とします)
おすすめポイント
制作が勝手につぶやく「中村の嘘」おすすめポイント
GOMO公式twitter @gomo_admin にて、ハッシュタグ「#gomo34」
企画について
● 「妄想コント」2020年5月@THEATRE E9 Air
本公演は、2020年5月、THE GO AND MO’SとTHEATRE E9 KYOTOが共同で開催し、その売上(約20万円)をTHEATRE E9 KYOTOへ寄付した「妄想コント」がきっかけとなり開催するものである。
「妄想コント」(>>>LINK)は、新型コロナウイルス感染症により、「集まる」ことを禁じられた舞台芸術関係者がどうやって活動を継続していくかを問われる中、「妄想」の種だけを提示し、稽古もリハーサルも本番も、出演者・スタッフ・お客さまぞれぞれの「妄想」だけで完結するという、前代未聞の「公演」として開催した。「妄想」の種を提示した脚本家 黒川と、制作 丸井の「妄想コント解説」を映像配信し、その映像鑑賞に課金していただくことで収入を得、それを(必要経費を除いて)全額THEATRE E9 KYOTOに寄付した。この無茶苦茶な企画に呼応し、「妄想」のみで参加してくれた出演者・スタッフは総勢40名以上となり、「妄想」で上演したコントは11作品となった。
今回の出演者・スタッフにはこの「妄想コント」に参加してくれた俳優・スタッフも多く参加しており、その時の縁を繋いでいる。
● 二人芝居の連続上演
2021年11月、「妄想コント」の縁を繋いで、「努力クラブ」と、「中野劇団」中野守(脚本・演出)×福田恵(俳優、劇団レトルト内閣)と合同で、一人芝居3本立て公演を開催。京都府文化団体等活動継続支援事業に採択され、ロームシアター京都 ノースホールで上演が実現した。
そして今回は二人芝居6本立て公演だが、一人芝居の次が二人芝居、という単純な話ではない。新型コロナウイルス感染症の影響を受け続ける今、舞台上の密を回避するこれ以上ない方法が「一人芝居」である。今年は演劇の「会話」を成立させる最小単位である二人芝居にしぼり、昨年からは若干緩みつつある新型コロナウイルス感染症対策に合わせて舞台上に二人だけ、という状況をつくる。
また、二人芝居が「会話」の最小単位であるとともに、逃げ場のない俳優二人の濃密なコミュニケーションによってのみ成立する、会話による演劇の究極の形であることも、二人芝居のみの上演に挑む理由である。
● THE GO AND MO'S史上最強のゲスト出演陣
前述の「妄想コント」で「共演」したとはいえ、リアルでは(未だに)出会ったことがない俳優・スタッフもいる中、その後の企画である「黒川の笑」で大熊ねこさんや坂口修一さんや福田恵さんとの共演を果たした。そして今回の企画を立案するにあたり、これまでに共演したことのある俳優のなかから、本公演に招聘したい俳優を厳選。一人づつオファーして、今回の6名が決定した。はっきり言って、震えるメンバー・座組である。男性3名、女性3名。大阪から3名、京都から3名。バランスも奇跡的に整った。おそらく二度と実現しないであろうこの座組で挑む、第34回公演。GOMO始まって以来の大勝負となることは必至である。