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THE JOKE AND MO'S vol.3

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妄想稽古はこちらから

about

妄 想 コ ン ト 

THE GO AND MO'Sの脚本家・黒川猛が妄想したコントのネタを、

「タイトル」「構成・キャッチコピー」「出演者名」を手がかりにして、

「出演」を表明してくれた俳優と、お客さまが妄想し、

それぞれの頭の中でコント作品として上演するという、

ひとえに皆さんの妄想力にかかっている、

​前代未聞の企画。

 

会場は「THEATRE E9 Air」です。

 

当日は、決 し て 劇 場 へ は 来 な い で く だ さ い 。

開催概要

​THEATRE E9 Air こけら落とし公演

日時  2020年5月31日(日) 14時

*上演時間は30分を予定しています

*ご予約をいただいた皆さまには開始45分前(13:15)にvimeoの限定URLとパスワードをお送りします

​※5/17更新 配信方法が変更になりました

*映像はLIVEではありませんが、限定公開は15時30分(※5/27更新 配信時間変更(延長)しました)で終了となります

 

​会場  THEATRE E9 Air  >>>LINK

 

料金  500円+投げ銭

必要経費を除いて全て、THEATRE E9 KYOTOの収入となります

クレジット

脚本・演出  黒川猛

構成  黒川猛・中川剛

音楽  Nov.16

映像  岸本康

制作他  丸井重樹

​出演  >>>LINK

共催  THEATRE E9 KYOTO

主催・企画・製作  THE GO AND MO'S

企画について|制作より

2020年2月、中国に端を発した「新型コロナウイルス感染症(Covid-19)」は、またたく間に世界中に広がり、パンデミックとなりました。日本でも東京を中心に感染者が拡大し続け、4月7日には7つの府県に、同17日には全国に「緊急事態宣言」が発令され、国を挙げて感染拡大防止に務める事態になりました。つまり、不要不急の外出を自粛することと、「3蜜」(密集、密室、密接)を避けることが求められたのです。

 

​舞台芸術にとって致命的なこの要請に、THE GO AND MO'Sも4月・5月の公演を中止や延期とする判断を余儀なくされました。そんな中、今私たちができることはないのか、しかも舞台芸術らしさ、私たちのポテンシャルを損なわずにやれることはなんなのか、逡巡していたところ、ふとしたきっかけからあることに注目しました。

お客さまの<想像力>です。

 

そもそもTHE GO AND MO'Sの「笑い」には<想像力>が必要になることが多いのです。

ボーッと見ていて面白いこともありますが、概ね頭をフル回転させながら観たほうがより笑える作品が多いのです。​そこで、<想像力>をさらに一歩進めて、お客さまの<妄想力>に力いっぱい依存してみようと考えました。

 

そうして考えられたのが「妄想コント」です。

 

​脚本家である黒川から、コントの種を用意します。

その種に、タイトル、構成・あらすじ、キャッチコピー、出演者…という、水や肥料を与えます。

芽を出し、花を咲かせ、実がなるまで育てるのは、お客さま自身です。

 

つまりこれは、架空の公演です。稽古も上演も実際には行われません。…いや、参加を表明してくれた出演者やスタッフたちが、「妄想」稽古の様子をSNS等で報告してくれることを勝手に期待しています。もちろん演出である黒川も「妄想」稽古報告をUPします。それを見てお客さまは、ますます作品を「妄想」することになるでしょう。>>>LINK

 

そして本番当日。

​演出家である黒川による「ポスト・妄想・トーク」にて、「妄想」上演後の感想や解説、ダメ出しを聞いて、「妄想」したコントが果たしてどんなだったのか確認してみてください。

あたりまえですが、答えなんてありません。それはお客さまの頭の中にだけ、存在します。

 

あわよくば数ヶ月か数年後、「妄想」コントの1つでも2つでも「現実」のコントになれば、これほど楽しいことはありません。

 

​2020年5月、

新型コロナウイルス禍とでもいうべき事態に際し、

​集まらず、

接触せず、

どこでもない(けど、どこでもある)場所で、

あるひとつの舞台芸術らしさ<妄想力>に賭ける企画。

 

楽しんでください。

私たちも、楽しみます。

企画について|THEATRE E9 KYOTOより

4月の頭だったでしょうか。2020年度の公演に備えて技術スタッフ一同が、劇場メンテナンスを行っていました。そんな日に、ふと楽屋に目をむけると、黒川さんがにっこり笑って仁王立ちをなされていました。

 

「え?なんで黒川さんいるの?」とびっくりしましたら「なんか、みんないたから」とおっしゃいました。「そうですか、ようこそおいで頂きました」ときちんと理解できないまま、楽屋でお話しをしました。「あごうくん、無人劇やってるんやろ。俺も無人落語やらしてーな。ほんで、お金は劇場が全部もっていっていいから」そのお話しがきっかけで、黒川さんのイメージが更に膨らみ、丸井さんと中川さん、そして支配人の蔭山さんも加わって今回の「妄想コント」の会議を(以降はテレビ電話で)重ねていきました。


黒川さんにご縁のある俳優さんが勢揃いする普通では考えられないような贅沢なチーム!  今はどなたにとっても、厳しい状況であるにもかかわらずご参加をいただきました俳優の皆様には、本当に心からありがたく思います。

 

劇場は今はその門を閉じていますが、その中でもE9ならではの取り組みができないだろうかと考えています。ですので、この度の公演は私たちにとっても新しい風を与えていただける本当にわくわくするような作品です。

 

くどいようですが、この度の公演は全て「妄想」でできあがっております。稽古も上演も全て妄想です。多くの方とこの妄想を楽しんで参りたいと思います。


また、今回のような実際に劇場空間を使わない作品の上演場所をつくりました。名付けてTHEATRE E9 Air。今回の公演は記念すべき、こけら落としとなります!

 

新しいE9もどうぞよろしくお願いいたします!

​THEATER E9 KYOTO 芸術監督  あごうさとし

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