M_Produce
tryout リーディング公演
Interview to Director
Question ・演劇を始めたきっかけを教えて下さい
・脚本をはじめて読んでみた感想を教えて下さい
・自分の作品(観)との共通点/違いはありましたか
・一番大事にしたいこと/最もやりたいことを教えて下さい
上記4つの質問に、メールにてお答えいただきました。
Answer
村上慎太郎
・演劇を始めたきっかけを教えて下さい
――中学生のときに、サッカー部か演劇部か、悩んでいたら、となりの席の松浦さんがイタズラで部活申請用紙の演劇部に丸してて、まあいっかという感じでそのまま提出したのが、きっかけ。
・脚本をはじめて読んでみた感想を教えて下さい
――土田さんの1997年のこの戯曲を知ってもらって、いまの2014年のMONOを観てもらえたらこの年月を味わい深く楽しんでいただけるかとおもいました。
・自分の作品(観)との共通点/違いはありましたか
――戯曲に関して言えば、「ローランド~」は、「1月8日。地方のある小さな町にある喫茶店」みたいなト書きで始まるのですが、僕の場合は、「上演時間のあいだ俳優は転がりながら物語を演じる」というようなト書きが一行目にくる。
・一番大事にしたいこと
/最もやりたいことを教えて下さい
――「ローランドゴリラとビーバー」という戯曲を知って楽しんでもらえるよう、できるだけシンプルにこの戯曲を紹介するリーディングの上演にしようと思っています。
Answer
たかつかな
・演劇を始めたきっかけを教えて下さい
――通っていた保育園が年に2,3回演劇発表会を催していたこと、母が好きな劇団四季をよく見に連れて行ってくれたこと、小学生の頃読んだ「ボンボン坂高校演劇部」という漫画が面白かったことから、小学4年生の時に「演劇クラブ」に入ったのがキッカケです。
ピーターパンをやりました。
その後違うクラブに入っていたのですが、中学2年生の時に市民団体のミュージカルのオーディションを母に勧められ、受かったので二年間活動し、高校からは普通の演劇部に入りました。
・脚本をはじめて読んでみた感想を教えて下さい
――女の人が「そうなっちゃった」話だなあと思いました。怒りとか哀しみとか寂しさとか、その発露の仕方が女性だなと。
あんまり女性の脚本家さんが周りにいないので、妙に納得させられるようなところもあったりしました。男女差というか、やはりそういうものが脚本にもあるのかなあと。
・自分の作品(観)との共通点/違いはありましたか
――女性を描いている点や「どうしょうもない」こと、答えのでないことを題材にしている点は似ています。あと、自然な会話を基調としているところも似ていると思います。日常というか。何があってもお腹は空くし明日は来るし、という視点ですね。
違いは振れ幅ですかね。
「あ、ここで終わっちゃうんだ」と思うところがあったりします。足りないなって。たぶん私はもう少し深くまで行きたいんですね。
・一番大事にしたいこと
/最もやりたいことを教えて下さい
――脚本という「言葉」が役者を通じて起こす化学反応を大事にしたいです。ライブでしか見られないその部分に興味があるので。
リーディングという方法を用いて、言葉の持つ力が見れたら面白いだろうなと思います。
Answer
合田団地
・演劇を始めたきっかけを教えて下さい
――僕、あれなんですよね。もともとお笑い芸人になりたかったんですよね。M-1の予選とか出たりして。将来、芸人になって舞台に立つのだから、はやいうちに舞台慣れしといた方がいいだろうって、高校の演劇部に入部しました。
その後、演劇部は辞めてしまうんですが、やってるときは台本とか結構誉められたりして。あのとき誉められたから続けられてるって感じです。
・脚本をはじめて読んでみた感想を教えて下さい
――羨ましい脚本だと思いました。高校生の頃や大学生の頃なんか女性と付き合いたさ過ぎていろいろな人に惚れ倒してはフラれて自棄っぱちになっていた自分には、主人公の中山が眩しかったです。起こっていることは滅茶苦茶だと思いましたが、中山という人間は真っ当で信じられる人間だと思いました。
自分の作品(観)との共通点/違いはありましたか
――僕のやつは、いろんなものを失っていくことがよくあるのですが、鈴江さんのこの作品は失わないようにしているところが違いとしてあるように思いました。
人肌の恋しさみたいなところは僕のやつにも鈴江さんの作品にもあるんじゃないかと思いました。
・一番大事にしたいこと
/最もやりたいことを教えて下さい
――努力クラブの公演のときにも心がけていることなのですが、女性が可愛い感じになればいいなって。まして今回は女性の割合が多いので。
あと、中山の説得力を持たせたいです。僕は女性には一切モテないので、そこら辺は佐々木くんと相談しながらどうにかして、女性が常にまわりにいるという説得力を持たせたいです。